
あなたの寝方は、仰向け、うつ伏、左向き、右向き?
人それぞれ寝方は違うと思いますが、実は左向きで寝ることが体に一番よい寝方だそうです。
ということで、今回は左向きで寝ることによる8つのメリットについてご紹介させていただきます。
生き物すべてが必要とする『睡眠』
睡眠がなぜ必要なのか、人はなぜ眠るのかについては解明されていませんが、」体、脳を休ませ、生命維持のために必要不可欠だと考えられます。そして、人の成長、寿命にも睡眠が多く影響していることが研究で明らかにされました。
睡眠を取るときは、皆それぞれ寝やすい姿勢があると思います。安眠出来る寝相は様々ですが眠りやすい姿勢が体に最良の姿勢とは限らないのです。
体に一番よい寝相が研究により明らかにされたと注目されています。
アユールヴェーダの専門医であるJohn Douillard博士は、健康上最良の寝相は左向きに寝ると結論付けました。この姿勢が他の姿勢よりもデメリットが少なく、健康的に長寿を得ることができるのだそうです。
今回、そんな左向き寝のもたらすメリットをご紹介します。
胸焼け、消化不良を起こさない
激辛料理や脂っこい食べ物を食べた後は、左向きに寝るのがいいようです。左向きで寝ることで、胸焼けを緩和できるらしいです。胃の形的に、右向きで寝るときは、食道を胃酸が逆流し、胸焼けの原因になってしまうのです。
いびきを改善する
人のいびきのせいで、眠れなかったという経験はありませんか?ひょっとしたらそれらは、寝る向きを変えるだけで解決するかもしれません。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群の人に、左向きで寝ることは効果があるのだそうです。左向き寝をすれば、いびきの原因である、重力で舌の付け根部が気道を圧迫するということがなくなります。
消化と吸収を助ける
『左向きい寝る時、消化器官では、重力によって食べた物がスムーズに移動する。』とohn Douillard博士は述べます。排泄物が小腸から大腸に移動しやすく、お通じが良くなるのです。
心臓に負担をかけない
器官のうちで最重要なのが心臓です。左向きに寝ると、心臓の健康にまでよい影響を及ぼすのです。リンパ液が心臓に向かって排出されることにより、心臓が無駄な動きをせず、睡眠を助けるそうです。
脾(ひ)臓を整える
心臓と同じく、左向きによりいい影響を受けるのが脾(ひ)臓。脾臓がリンパの塊のようなもので、体の左側にあるため、心臓同様、重力に逆らわない向きが最適らしいです。
リンパの流れをよくする
脇の下や首を通るリンパ節のバランスを整えることは、健康を維持するうえで大切です。睡眠健康法として「Healthy Life Trick」も左向きを推奨しています。
体を流れるリンパの大事な部分は左にあり、左を下にすることにより、老廃物、毒素をろ過するためだそうです。
血液循環をよくする
血流を促し、静脈瘤の危機を未然に防げるのだそうです。体右側の大動脈に圧がかからないので、血の循環がスムーズに滞りなく行われます。
足の静脈に血が詰まって、ボコッと血管が浮き出ている人には特に左向きの実践を呼びかけましょう。
胎児への血液循環がよくなる
妊娠時、左向きで寝ることにより血流が改善し、胎児の健康に良い影響があるそうです。妊婦さんならば、耳にしたことがあるかもしれません。