
今回のテーマは発達障害についてです。
見た目では特に問題ないことから、理解されにくく、今も多くの発達障害者の方々が社会の中で苦しみながら、生活されています。
そこで、今回は発達障害者の特徴、そして何に苦しんでいるのかについて『発達太郎 』さんの動画をご紹介します。
まず、初めに発達障害は病気ではありません。
先天的な脳機能の障害です。親の躾が原因でもありません。他人から「見えない障害」です。
見えない障害故に、理解されること無く、手厚い支援が有るわけでもなく、今も多くの発達障害者が定型発達者(健常者)社会中で苦しみながら、生きています。
この動画はネット上に書かれた発達障害者達の声「発達障害あるある」から発達障害者の特徴、そして何に苦しんでいるのかをご理解頂ければ幸いです。
大切なので、もう一度これから紹介する発達障害者の特性は「脳の先天的な機能欠損」による「障害」によって持たらされたものです。本人達が望んでそうしているわけではありません。
発達障害あるある
・どこへ行っても孤立する
・被害妄想や自意識過剰は一切抜きで、周囲の人たちからバカにされる
・不器用、要領が悪い
・対人コミュ能力が壊滅的に低い
・何気ない雑談ができない
・皆の会話の輪に入れない
・相手の話を理解できない
・何を言いたいのか自分でもわからなくなる
・同時に一つの作業にしか取り組めない
・マルチタスクができない
・物忘れが激しい
・忘れ物が多い
・なくし物が多い
・整理整頓、片付けができない
・計画を立てて行動することができない
・集中力がない(ADHD)
・注意力が欠けている(ADHD)
・どこへ行っても最底辺になる
・叱られたり文句を言われたりする回数が周囲の人たちに比べて圧倒的に多い
・内向的
・いつも一人行動
・友達や親しい知り合いが少ないか、または、全くいない
・生真面目
・融通が利かない
・ボケやツッコミができない
・会話のキャッチボールが全くといっていいほどできない
・相手の言うことをオウム返ししてしまう
・三人以上で会話していると自分一人だけ必ず取り残される
・流行に無関心
・身だしなみやファッションに無頓着
・精神年齢が低い
・同年代の人たちについていけない
・集団のリーダー的な存在の人やボス猿、お局様から蛇蝎の如く嫌われる
・女、DQN、チャラ男、体育会系からも蛇蝎の如く嫌われる
・場の空気を読めない
・飲み会が苦手
・人混みや賑やかな場所が苦手
・周囲の人たちに「なんとなくむかつく」「気に入らない」「イラっとする」「生理的に受け付けない」「キモイ」「うざい」「この人、変」「あっ!?」「胡散臭い」「怪しい」などと思わせてしまうようなオーラや雰囲気を持っている
・とにかくミスや抜け、失敗が周囲の人たちに比べて圧倒的に多い
・職場での人間関係も最悪の状況
・自己都合退職歴が複数ある
・仕事のできなさや人間関係の悪さを理由に解雇されたり、退職に追い込まれたりしたことがある
・お金や利益にならないものばかりに夢中になる
・発言や行動を曲解、誤解されやすい
・他人の悪口や噂話が大嫌い
・正義感だけは妙に強い
・他人のプライベートに興味が無い
・自分から話しかけることができない
・研究者や学者に憧れる
・表現系の仕事(芸術家、ミュージシャン、デザイナー、漫画家、作家、ライターなど)に憧れる
・公務員に憧れる
・一人でやれる仕事を探し求めている
・学生時代、得意科目と不得意科目の成績の差が極端だった
・仕事の手順をなかなか覚えられない
・優先順位をつけて行動できない
・作業に取り組んでいた時に妨害(話しかけられる、電話がかかってくる、他の仕事を頼まれる)があると、今迄取り組んでいた作業を忘れてしまう
これらの特性の強弱には個人差はありますが、多くの発達障害者が自覚、経験しています。
世間一般では本人の性格、努力不足として捉えられるこれらの特性は、脳の機能欠陥に起因するものです。
本人達もこの特性で苦しんでいます。
ぜひ、皆様の更なるご理解をよろしくお願い致します。
出典動画:発達太郎
「すぐわかる発達障害の特性-発達障害「あるある」2012」