
日本は食品添加物大国とも言われています。
世界の中で最も添加物を食べている国民、それは日本人だと言っても言い過ぎではありません。
ちなみに、イギリスで許可されている添加物は十数種、アメリカでさえ五十数種というから、日本の添加物はその五十倍から十倍なのだそうです。
恐ろしいですよね!!
ということで、今回は食品添加物についてとその食品添加物の落とし方と解毒方法についてわかりやすく解説されている『知らない日本人には危険な常識』さんの動画をご紹介します。
添加物は食べ物ではなく日持ちや酸化防止等が目的
添加物はそもそも食べ物ではありません。
加工食品の製造において、風味、見た目、色合いを良くするために添加したり、日持ちや酸化防止などを目的として添加されます。
国が安全を認めている以上、これらの添加物が安全か危険かの最終的な判断はそれぞれ個々によるものであり、あとはそれぞれの直感や体感に頼らざるを得ません。
その@ グルタミン酸ナトリウム
いわゆる「味の素」。
「調味料(アミノ酸)」などと表示される。脳生理学の分野では「神経興奮毒物」と呼ばれるほどに。
そのA アスパルテーム
人工甘味料。
アスパルテームの大部分を構成するフェニルアラニンとアスパラギン酸は、単体で摂取すると両方とも脳細胞を興奮させすぎて死に至らしめる興奮性毒である。
アスパルテームは、世界120ケ国で認可され、使用される食品・医薬品・ダイエット食品などは全世界で1万品目を超える。
また、アスパルテームを摂取すると体内でメチルアルコールという劇物を分離させることがわかっている。
そのB スクラロース
人工甘味料。
脳肥大、肝臓細胞異常、卵巣収縮、白内障の可能性が高まるとの指摘がある。
そのC 香料ジアセチル
ジアセチルは人工香料としてポップコーンやスナック菓子によく使われ、またアルコール飲料を造る過程で自然に発生する。
気管支疾患などへの影響が疑われ、ミネソタ大学の研究チームらは、ジアセチルがアルツハイマー病と深い関わりがあると指摘。
そのD トランス脂肪酸
トランス脂肪酸は添加物の枠ではありませんが、食品によく使用されますので番外としてあげます。
トランス脂肪酸は脳の伝達神経機能を変形させてしまう。また、トランス脂肪酸は肝臓で浄化できないどころか、肝臓にダメージを与えコレステロールの合成量を保つことができず、動脈硬化へとつながる。
その他、発がん、腎臓の肥大化、体内酵素の阻害、老化の促進などの症状を引き起こすとされている。
WHO(世界保健機関)の勧告では全摂取量の1%未満にするべきであると発表している。
ドイツではトランス脂肪酸を含むマーガリンの製造は禁止、デンマークでは油脂中における含有量を2%以下に制限、カナダではマーガリンにおける含有量を2%以下に制限。
アメリカではトランス脂肪酸量の表示が義務付けられ、ニューヨークに至っては外食店に対し使用禁止を要請している。
韓国でもトランス脂肪酸量の表示が義務付けられたが、日本ではいまだ野放しのまま。
食品添加物の落とし方
お湯に通すだけで簡単に短時間で落とすことができる。このとき注意すべき点は、お湯は必ず捨てるということである。
ハム、ソーセージなど
数秒間お湯に通すだけで、保存料や添加物はかなり落とすことができる。炒め物をする前もさっと湯通しした方がよい。
魚肉、練り製品など
ちくわ、蒲鉾などの練り製品は、下ゆでしてから使うこと。
漬物など
食品のパッケージ内の水溶液に多く含まれるので、しっかりと洗い流す。数回水洗いし、水に5分以上漬け込んで、できるだけ色を落とす。
インスタントラーメン
なるべく湯通しし、改めてスープ用のお湯を入れるようにする。
食品添加物の解毒方法
加工食品の選択、調理過程でも落とし切れなかった添加物でも、食事の仕方によってかなり解毒できるものである。
よく噛んで食べること
唾液には、発ガン性物質を解毒する働きがある。唾液に含まれる酵素の「ペルオキシターゼ」がこの働きをするのである。
よく噛んで唾液の分泌をよくすれば、添加物の毒性を消すことも可能である。よく噛んでゆっくり食べると、胃液や胆汁ともよく混ざり合い消化も助ける。
食物繊維を摂る
食物繊維には、毒物を吸収して排出する働きがある。食物に混ざった添加物やダイオキシンなどの毒物を吸収して排出すると言われている。
出典動画:知らない日本人には危険な常識
「添加物は日持ち目的なので食べる前に落としておく。」