
玉ねぎの皮茶の秘められたパワーが凄い!
玉ねぎは、白い部分は食べても、茶色の皮の部分は捨てている人が、ほとんどではないでしょうか?
ところが、食べないで捨てている玉ねぎの皮に、実は秘められたパワーが存在していたのです。それが今、注目されているケルセチンです。
たまねぎ皮に含まれるケルセチンはポリフェノールの一種で、血液をサラサラにする成分が豊富に含まれているため、高血圧、高血糖、中性脂肪、コレステロール値の低下、血管年齢の若返りに効果があると言われているそうです。また、ダイエットや花粉症予防にも有効だそうですよ!
ということで、今回は玉ねぎの皮茶の秘められた最強のパワーについてわかりやすく解説されている『 IN YOU 』さんの記事をご紹介させていただきます。
その皮、捨てないで。「玉ねぎの皮」茶は現代病を防ぐ最強な万能薬だった!
投稿者: kuminさん
いつも元気に見える人ほど「ある日突然・・・」というケースが多い。物言わぬ病気 日本人の死因トップ3を防ぐために。
わたし達にとって身近な「生活習慣病」によって引き起こされるといわれる死因トップ3、「がん」、「心臓病」、「脳卒中」。
これらの死亡率はとどまることなく年々上がっています。最近では有名な芸人さんの死去が記憶に新しいですね。彼の死因もこの中の一つでした。
「死の三重奏」と呼ばれる代表的な生活習慣病、高血圧・糖尿病・肥満が重奏する(2つ以上合わさる)ことによりわたし達の死への危険が倍増。
サイレントキラーでもある生活習慣病により自覚症状がないまま、体内で動脈硬化が静かにそして確実に進行していきます。
弾力性を失い硬くなった動脈の血管壁にはコレステロールなどがへばり付き、血液の流れが悪化。 様々な不調を引き出す原因となるのです。
放っておくと血栓がつまり、ある日突然、心筋梗塞や脳卒中が起こる・・・。
自分がそんな危険な状態にいることさえも気づかずに日常を過ごしている人も多くいます。
欧米化された食生活、食生活の乱れやストレスの中で生活するわたし達の背後から静かに歩みよるサイレントキラー。
「私はまだまだ大丈夫・・・」と思っている方は多いはず。
しかし、年齢を重ねていく中で高血圧、糖尿病、肥満へのリスクは年々確実に上がり、他人事ではなくなるかもしれない。
「がん」、「心臓病」、「脳卒中」はサイレントキラー。
いつも元気で健康そうに見える人ほど「ある日突然・・・」というケースが多いのです。
一瞬にして命を奪いかねない、一瞬にして日常生活を一変しかねない原因となる生活習慣病。
心筋梗塞、脳梗塞の場合、直ぐに病院に運ばれ一命を取りとめても、その後遺症に苦しむ方々は後を絶ちません。
今まで健康そのものだった人がある日突然、脳卒中の後遺症で歩けなくなる、言葉も思うように出なくなる、全ての自由を奪いとられ、寝たきりの生活を余儀なくされる。
がんはじわじわと体を蝕み、人を人ではない姿に変えてしまいます。
痛みとの戦い、薬漬けの生活・・。そんな未来は私たちに起こってはいけないのです。
その玉ねぎの皮捨てないで!
知られざる効能。
生活習慣病には食生活の改善や適度な運動が大切なことは皆さんご存知でしょう。
しかし、忙しい生活の中でなかなか、その一歩を踏み出せず、何も変わらずに毎日を過ごしている人が殆どかもしれません。
そんな忙しいわたし達現代人の強い味方になってくれるのが「玉ねぎの皮」。 普段は捨ててしまうこの皮ですが、実は秘められたパワーがあるのです。
玉ねぎの苦味成ケルセチンには抗がん作用まである?!
そのパワーの源が玉ねぎの皮に含まれる抗酸化ポリフェノールの一種、ケルセチン。 ケルセチンは黄色い色素成分で、玉ねぎの苦味成分です。
このケルセチンを多く含む玉ねぎの皮をお茶にして摂ることにより現代病といわれる生活習慣病から抗がん作用、また身近なものでは肩こりの解消まで期待できてしまうのです。
普段食べている玉ねぎの白い部分にもこのケルセチンは含まれていますが、玉ねぎの皮にはその約30倍も含まれています。
たまねぎ茶には、ケルセチン以外にもβカロチン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カルシウム、カリウム、亜鉛、鉄、セレン、硫化アリルといった様々なビタミン、ミネラルが含まれていて漢方薬の原料にもなっているほど。 まさにビタミン、ミネラルの宝庫。
その皮を使った玉ねぎの皮茶の効果・効能は数え切れないほどです。
代表的な玉ねぎの皮に期待できる効能
・生活習慣病予防と改善
・血圧・血糖値・コレステロール値
を正常に保つ
・血液をサラサラ効果
・抗酸化効果
・老化防止・アンチエイジング効果
・美容、美肌効果
・デトックス効果
・ダイエット
・便秘解消
・アレルギー症状・花粉症予防改善
・アトピー性皮膚炎改善
・ガン予防
日本人の死因トップ3に効果的な玉ねぎの皮
様々な効能のある玉ねぎの皮茶ですが、もう少し詳しくその効果を、現代病といわれる症状にフォーカスを当ててみていきましょう。
1. 生活習慣病予防
玉ねぎの皮に多く含まれるケルセチンは血管壁をカバーし、コレステロールの付着を防ぎ、また血管壁にこびりついているコレステロールを剥がして血管内を綺麗にします。
また、たまねぎ茶には血液をサラサラにして高血圧を予防・改善し、血栓を防ぎ動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などの予防にも効果的。 さらにデトックスやダイエット効果も期待できます。
ケルセチンには脂肪の蓄積を防ぐ働きや脂肪の代謝・燃焼を促す作用、体内に蓄積された有毒物質や老廃物のデトックス効果、利尿効果(むくみの解消)や便秘の解消・予防といった効果も得られダイエット効果が大いに期待できます。
2. 血管を若返らせ、動脈硬化を防ぐ
わたし達の誰もが加齢と共に血管が硬くもろくなり、その機能が低下していきます。
しかし血管は他の臓器に比べ非常に早く(約1ヶ月)若返ることもわかっています。
その血管を若返らせる食材がたまねぎの皮。
血管の最も内側にある血管内皮が正常であれば、血管が柔軟に拡張して血流をスムーズに流すのですが、血管内皮機能を低下させる活性酸素が増えると、血管が縮まって、それが動脈硬化につながります。
玉ねぎの皮に含まれるケルセチンの抗酸化作用で活性酸素が除去され、血管内皮機能が向上し血管年齢が若くなるのです。
この優れた抗酸化作用により血管だけでなく、全身のアンチエイジングや美肌効果も期待できます。
3. アレルギーの改善・緩和
ケルセチンには、腸内環境の改善や皮膚バリアの強化作用、そして非常に高いヒスタミン抑制作用があることから、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー体質の改善に効果があるといわれています。
またケルセチンは、その強い抗酸化作用によりアレルギーの炎症を抑えます。アレルギー体質の根本改善にも役立ちますね。
今から玉ねぎの皮茶を飲めば来年の春は「脱花粉症」も夢ではないかもしれません!
玉ねぎの皮茶
超カンタンなつくり方
玉ねぎを皮ごとよく洗い、玉ねぎの茶色い皮を天日干しにし(2日〜1週間)、乾燥したらお茶の要領で煮出してください。
乾燥した皮をミキサーにかけて粉々にすると普通のお茶のように使えますよ。
ポイント
・皮の茶色の部分だけを使う
玉ねぎの白い部分が含まれると玉ねぎの味がしてしまい、私の場合は「お茶」として飲むには少し抵抗がありました。
・オーガニックの玉ねぎの皮を使う
使うときは無農薬、オーガニックのものを。残留農薬などの心配がなくなります。
・お料理に取り入れる
トマトの煮込み料理や洋風スープ等にローリエと共に少量入れてもよいでしょう。
玉ねぎの皮茶の入れ方は通常のお茶と全く同じ。
沸騰したお湯に皮を入れ(ミキサーにかけた場合や皮が細かい場合はティーパックに入れる)、煮立たせて飲みます。
また、急須にいれ熱湯を注いで、3〜5分程度蒸らしてもOK。
出典:IN YOU