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ドロドロ血液が動脈硬化になり、そして最悪、心疾患や脳卒中の病気を引き起こしてしまします。
 
 
そうならない為には、規則正しい生活を心掛けることがとても大切です。
 
 
そこで今回は、ドロドロ血液を放っておくとどうなるのか?病気にならないためのポイントについてご紹介させていただきます。
 
 
 
 
  
 
ドロドロ血液を放っておくと本当に危険!
 
 
 
そもそもドロドロ血液って何?
 
 
健康診断や人間ドックなどを受けると、自分のコレステロールの値がどれくらいか気になりますよね。コレステロール値が高い状態が続くと、いわゆるドロドロ血液状態となり放置しておくと危険です。
 
 
血液中のコレステロール(脂質)が増えた状態が続くと、コレステロールが血管の壁に入り込み血管の壁を硬化させます。そして血管の内側が狭くなって(通り道が細くなるために)血液が流れにくくなります。いわゆる動脈硬化です。
 
 
 
動脈硬化って何?
 
 
動脈硬化が進行すると、心臓や脳にかかわる病気を引き起こしてしまいます。このような動脈硬化や高コレステロールの状態は、かなり度合いが進行しないと自覚症状が出ないため、普段から食事や生活に意識を向けることが鍵となります。
 
 
大切な家族に迷惑をかけたくないですよね。また、内臓脂肪型肥満をベースに、脂質代謝の異常・高血圧・高血糖といった生活習慣病を抱えた状態をメタボリックシンドローム(メタボリック症候群)といいます。
 
 
生活習慣病とは悪しき生活習慣が関係する病気を指しています。生活習慣病の原因としては、偏った食事・食べ過ぎ・飲酒・喫煙・運動不足のような生活習慣のほか遺伝などがあります。
 
 
 
内臓脂肪型肥満を放っておくとキケン!
 
 
男性はお腹に脂肪がつきやすい内臓脂肪型肥満が多く、女性は妊娠・出産などに備えてお腹側より背中側につきやすくなっています。ただし、女性も40代以降は内臓脂肪がつきやすくなりますので注意が必要です。
 
 
コレステロールの高い人は、食事や生活を改善していくことがポイントです。・ウォーキングやラジオ体操、ストレッチ、階段を使用するなど、普段から軽い運動を心掛けるようにしましょう。
 
 
・スポーツクラブやジムに通える方は、週に2〜3回通って、定期的に筋トレやランニングなどの有酸素運動を行いましょう。インストラクターに相談すると、アドバイスをもらえたり、自分専用のプログラムを組んでくれたりします。
 
 
 
コレステロールを下げる食事のポイント
 
 
・コレステロールは体内(肝臓)で作られるのが主ですが、摂取した食べ物からも作られるためコレステロールの高い食品は控えましょう。(例)イクラやたらこなどの魚卵、レバー、バターやケーキ、アイスなどは控える。
 
 
・タンパク質は魚や大豆製品から多めに摂り、肉は控えめにしましょう。肉の食べ過ぎは腸内環境を悪化させます。魚の脂肪はコレステロールや中性脂肪を減少させます。(例)青魚(さば・ぶり・あじ等)、豆腐、納豆など。
 
 
・炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルをバランスよく摂取しましょう。
 
 
・ビタミン、ミネラルは他の栄養素の代謝を促してくれるので意識して摂りましょう。
 
 
 
コレステロールを排出するには
 
 
・食物繊維はコレステロールを体外へ排出する働きがあるため、しっかり摂りましょう。(例)野菜、海藻類など。また、食物繊維には水溶性と不溶性があります。お腹の調子に合わせて使い分け(食べ分け)を行うと良いでしょう。
 
 
コレステロールを下げるには、バランスの良い食事と定期的な運動、規則正しい生活を心掛けることが基本です。1つ2つ変えていくだけでも体調の変化を感じることが出来ると思います。続けることで体調を良くしていきましょう。