sam110.jpg
 
 
 
あなたの寝方は大丈夫ですか?
 
 
朝起きた時、腰が痛い、首が痛いなんてことないですか?私はたまにあるのですが、あなたはどうですか?
 
 
そこで今回は、悪い寝方とその改善方法についてご紹介させていただきます。
 
 
 
 

 
その寝相はマズイ 寝相で健康診断
 
 
目が覚めると、体のあちこちが痛い!そんな人々の間で話題になっているのが、睡眠医学に詳しいアメリカ人医師Dr.Steven Parkによる「寝相」アドバイス。
 
 
体の負担が大きい「悪い寝方」とその改善策を紹介します。あなたの寝相に当てはまっていませんか?
 
 
 
うつぶせ
 
【首・背中が痛くなる】
 
枕に顔をうずめて寝ると、当然ながら呼吸がしづらく頭の方向も一方向に固まってしまいがち。
 
 
首にも負担がかかり、お腹側を下にして寝ることで背骨も不自然な状態に。
 
 
首や背中が痛いという人は、無意識にこんな姿勢で寝ていることが多いのかも。
 
 
 
右向きに、前ならえ
 
【肩・腕・背中・胸焼けも...】
 
 
腕を右側に投げ出して寝ている人は、肩に負担がかかりやすく、その影響で腕や背中の痛みにも繋がるのだとか。
 
 
もちろん左向きは左側に同じ負担がかかりますが、右向きの場合は逆流性食道炎を起こしやすくなり胸焼けにもなりやすいのだとか。
 
 
さらに、お腹の中の赤ちゃんへの血流が悪くなるため、出産を抱えている妊婦さんも要注意!
 
 
 
左向きに、前ならえ
 
【肩・腕・背中・肺の負担に】
 
 
左向きに寝る場合も血流が悪くなり、神経に圧力がかかることによって肩や腕に負担がかかります。
 
 
さらに、背骨が不安定になることにより、背中全体に痛みが残る可能性が高くなるそう。
 
 
内臓負担も増え、腹部や胸部、たとえば肺に痛みが出ることも...。
 
 
 
赤ちゃんスタイル(最悪)
 
【首・背中が不安定】
 
 
このポジション、数ある睡眠ポジションの中でも最悪に近いそうです。なぜなら、首も背中も全く安定しないから。
 
 
痛みの原因がこの体勢から来ている可能性はとても大きく、背中がま丸まると呼吸も制限されるため良質な睡眠に必要とされる酸素が足りなくなってしまうのだとか!
 
 
大丈夫!
 
枕をはさむだけで改善できるかも!
 
 
 
ではどんな寝相が体にいいの?というのが気になるところ。
 
 
正直いろんな体勢に寝返りを打つこともあるので特定はできませんが、以下に紹介するちょっとした工夫なども知っておくと快適な睡眠を手に入れることが簡単になるかもしれません。
 
 
タオルや枕で無意識にしている場合もあるほど簡単なので、一度見てみましょう。
 
 
 
左向き直立
 
【首・背中の負担が減る】
 
 
左腕を下ろした状態で左向きに寝ると首と背中の痛みを和らげることにとても役立つそう、首の位置が安定し、骨の曲がりも自然な形に。
 
 
さらに、いびきの防止も期待できるというから注目です!
 
 
 
あおむけ+両腕は横に
 
【首・背中・肩がラク】
 
 
この状態なら首や骨や背骨への負担が少なく済むため、ストレスや肩の痛みの防止にも繋がるといわれています。
 
 
いびきが出やすくなる懸念もあるそうですが、強い痛みにつながるような負担は軽減できるそうです。
 
 
 
あおむけ+ひざ下に枕
 
【背中・腰痛の対策に】
 
 
小さな枕をひざに敷くと、背骨の状態がより自然な姿勢になるため腰への負担を軽減できるようです。
 
 
あおむけで腕を下ろして寝るだけでも背骨への負担は軽減されますが、もしも腰に痛みを感じるようであれば、ひざの下に枕を敷きましょう。タオルを巻いて置くだけでも代用できるのですぐ試せます!
 
 
 
うつぶせ+腰に枕
 
【腰の負担を軽減】
 
 
うつぶせで寝るのは、首やストレスの原因にもなるので最適の寝方とは言えませんが、下腹部あたりに畳んだタオルや小さな枕を敷くことで腰の曲線を自然な形にすることができます。
 
 
走っている時に生じる腰の痛みには、この姿勢で負担を軽減してあげるとよいのだとか。また、もしも背中の上部に痛みがある場合は、顔の枕の方をとった方がいいともいわれています。
 
 
 
左向き赤ちゃん型+ひざに枕
 
【背中と腰を安定させる】
 
 
左向きに寝ながら、さらに膝の間に小さな枕を挟んでみてください。腰のひねりが負担になっているため、その高低差を埋めてあげることできっと背中への負担が軽減されるはず。
 
 
肩や腕にも負担がかかってしまうため、あくまで腕は伸ばさないように気をつけましょう!
 
 
 
いかがでしたか。
 
ちょっとした工夫で簡単に寝像を改善できそうですね!是非、枕をもう一個追加してみてはいかがでしょうか!