Fotolia_36434538_XS.jpg
 
 
 
食べ過ぎは良くない!!
 
 
好きなものばかり満腹になるまで食べていませんか?
 
 
そんな食べ方をしてると、老化だけじゃなく病気になってしまいますよ!
 
 
食べることが大好きな私も、最近まで何も考えずに満腹になるまで食べていました。そんな食生活をしていた私ですが、満腹が体に良くないことを知り、食事の量を減らし、もちろんお菓子もやめたところ、体重は減って、体の調子が良くなりました。
 
 
やはり食べ過ぎは良くないのですね。
 
 
人間にとって空腹の状態が体にとって良い、老化や病気を食い止める働きをしてくれるそうです。
 
 
空腹を感じる時間を意識的に増やし、老化を遅らせて若返る!
 
 
老化・病気を食い止めるためにも、今日から食事について見直してみてはいかがでしょうか!
 
 
 
 

 
体を老化させる原因は●●!若返り遺伝子スイッチをオンにする方法とは?
 
 
「空腹の状態が、体にとってよい」といっても、ピンとこない人も多いはず。けれど、空腹時こそ、ある遺伝子が働く唯一のチャンスなのだ。
 
 
それが「サーチュイン遺伝子」と呼ばれる生命力遺伝子。
 
 
サーチュイン遺伝子とは、体内の細胞内にある遺伝子を全てスキャンし、壊れたり傷ついた遺伝子を修復するというもの。
 
 
平たくいえば、老化や病気を食い止める働きをする遺伝子。
 
 
 
●サーチュイン遺伝子
 
 
人の生命を司る働きがあり、空腹時にスイッチが入るという特徴があります。
 
 
スイッチが入ると細胞中のミトコンドリアが活性化し、エネルギー効率が高まります。結果、生物の寿命が延びるそうです。
 
 
今回は、そんな若返り遺伝子スイッチと呼ばれるサーチュイン遺伝子について、ご紹介します。
 
 
 
カロリー制限のあるサルとカロリー制限ないサルの驚きの違い!
 
 
アカゲザルを使った実験で、20年にわたり30%のカロリー制限を行ったサルと、自由に食べていたサルとの比較が発表されています。
 
 
すべて成体で約80頭のサルを使用した実験結果です。
 
 
 
●実験を続けて20年後...!驚愕の違い
 
 
見ての通り好きなものを自由に食べていたサル(画像左)は、制限をされていたサル(画像右)に比べ姿勢も崩れ、体毛も薄く、顔のしわ、たるみなど老化が顕著にみられます。
 
 
一方カロリー制限をされていたサルは、はつらつとし若々しさをキープしています。
 
 
実験では定期的に身体組織の測定や、血液検査、内分泌機能の検査を行い、心臓や脳の機能も測定。また、サルが死ぬと死因を解剖検査で特定したそうです。
 
 
カロリー制限をされたサルは癌・糖尿病・心臓病・脳萎縮・除脂肪筋肉が減少するレベルが激減したとのこと。
 
 
さらに老年期まで生き残ったサルは、カロリー制限のされたサルは14匹、自由に食べたサルは5匹。
 
 
このことから、好きなものばかり満腹に食べるということは、老化だけでなく、病気のリスクや寿命にも関わってくることがわかります。
 
 
 
満腹が、私たちの”生命力”を弱めている?
 
 
無理して一食にしなくても、普段の食事の量を30%を減らすだけで効果が出ます。なので、まずは満腹になるまで食べずに、腹”七”分目くらいでやめましょう。
 
 
私たちが1日3食お腹いっぱい食べられるようになったのは、戦後しばらくしてからのこと。
 
 
歴史で見ると、飢餓状態にあった時代のほうがずっと長い。そのため、そもそも私たちの体は「満腹に適していない」のだ。
 
 
サーチュイン遺伝子をはじめとする、生命力をつかさどる「生命力遺伝子」は、空腹時や寒さなど、いわゆる体の危機的状況でないと働かない。
 
 
つまり、食べ物があふれ、快適な環境で生活できる現代人は、「生命力遺伝子」が本領発揮する場がなく、老化や病気に対して弱くなっているといえるのだ。
 
 
 
”若返り遺伝子”を呼び覚ます食事のコツ
 
 
◯ポイント1:空腹を感じたら、しばらくキープ!
 
 
空腹を感じたからといって、すぐに食事をするのはNG。しばらくは空腹をキープし、30分〜1時間後を目安に食事をするとよい。
 
 
 
◯ポイント2:空腹時のコーヒー、お茶はNG!
 
 
空腹を飲み物でまぎらわさせたいときは、コーヒーやお茶などのカフェインが入ったものは避けよう。
 
 
カフェインには強い刺激があり、空腹時に摂取すると吐き気やめまいを招くこともあるため。飲み物がほしくなったら、麦茶などカフェインレスのものを選ぼう。
 
 
 
 
◯ポイント3:「腹6〜8分目」を目安に
 
 
食べる量が減れば、必然的にお腹が早く空き、空腹の時間も長くなる。
 
 
腹8分目からスタートし、少しずつ6分目程度まで抑えられるとよいだろう。いつもの茶碗やお皿を小さいサイズに変えると、量を減らしやすい。
 
 
 
◯ポイント4:1食分を「一汁一菜」に
 
 
朝食を小さめの茶碗でご飯1杯とみそ汁に変えてみよう。ちなみに、朝食欲がわかなければ食べなくてOK。
 
 
 
◯ポイント5:まるごと食べて「完全栄養」を摂る
 
 
栄養で一番大切なのは「量」より「質」。
 
 
さらに、バランスのとれた栄養とは、「私たちの体を構成している栄養素と同じ栄養素が、同じ比率で含まれている」ものだ。
 
 
具体的には、骨や皮も含む魚をまるごと食べることが、私たちの体に一番近いバランスの栄誉素が摂取できる方法。
 
 
小魚が、まるごと食べるのに適している食材だ。また、野菜もまるごとがおすすめ。普段捨ててしまう皮などに、むしろたっぷり栄養が含まれているためだ。
 
 
 
■まとめ
 
 
”若返り遺伝子”を呼び覚ますポイント
 
 
ポイント1
 
空腹を感じたら、しばらくキープ!
 
 
ポイント2
 
空腹時のコーヒー、お茶はNG!
 
 
ポイント3
 
「腹6〜8分目」を目安に
 
 
ポイント4
 
1食分を「一汁一菜」に
 
 
ポイント5
 
まるごと食べて「完全栄養」を摂る
 
 
これらのポイントを踏まえ満腹に食べるということを避けて、空腹を感じる時間を意識的に増やすだけで、老化を遅らせて、若返るのならこれはやらない手はありませね。