
ケーキや和菓子、ジュースなど、美味しいものは世の中にはたくさんありますよね。
あまり食べてはいけないとわかっていても、美味しさのあまりついつい食べてしまいます。
美味しいものには必ずと言って砂糖が入っています。そんな砂糖ですが、本来は嗜好品、毎日大量に摂るものではありません。摂りすぎると当然のことながら、体に害をもたらします。
そこで今回は、砂糖を断つとことで起こる体の変化について『オホホch』さんの動画をご紹介させていただきます。
最初から、全部砂糖を断つというのは難しいと思いますので、少しずつ量を減らして砂糖を断っていきましょう。
【衝撃】砂糖を断つと体に起こる驚くべき変化が凄すぎる
最近ではたくさんの食べ物に砂糖が含まれています。
ケーキやジュースといったお菓子類はもちろん惣菜などでも使われてますよね。
なので完全に砂糖を断つのはほぼ不可能と言っていいでしょう。
ですが砂糖断ちのメリットはものすごく大きいのでできるだけ少なくした方が良いんですね。
今回は砂糖断ちの効果についてメリットと、砂糖断ちのやり方をご紹介したいと思います。
砂糖断ちのメリット
集中力が上がる
本来砂糖というか糖質を摂ることでエネルギー補給できるので集中力は高まると言われています。
ですが砂糖を摂って集中力が高まるのって血糖値が高い間だけなんですね。
砂糖は吸収が早く血糖値もいっきに上がるため短時間で急降下してしまいます。
血糖値が下がったときには集中力どころかやる気出ないしなんかだるいしって感じになってしまいます。
これだと作業を進めるどころじゃないですよね。
もし1日中集中力を高めようと思えばずっとお菓子やジュース、炭水化物の多いものを摂っていないといけないことになりますが、これも体が慣れてきてしまったら効果はなくなります。
血糖値を下げてくれるインスリンの感受性が下がってしまって糖尿病の危機が近づいてくるわけです。汗
痩せる
今まで普通に砂糖入りのお菓子とかをガンガン食べていた人はたいてい痩せます。
とくにジュースって簡単に500ml飲めるんですけどかなりカロリー高いんですね。
毎日お菓子とジュース飲みながら勉強したり砂糖入りのコーヒー飲みながら仕事してたらそりゃお腹出てくるよと。
学生の間はまだ若いですし授業とかで定期的に運動が入ってくるのでまだ大丈夫ですが、大人になって運動不足になるといっきに太ります。
砂糖の入ってるものは少しずつでも減らしていきましょう。
砂糖中毒からの脱却
砂糖が入ってるものをすぐに飲んだり食べたりしたくなるのは砂糖に中毒性があるからです。
ダイエットしようと思ってケーキとかジュースを一旦やめてもすぐに何かと言い訳を付けて食べようとしますよね。
それはもう完全に砂糖中毒です。
やめたくてもやめられないのはギャンブルとかアルコール、タバコとなんら変わりはないわけですよ。
周りに迷惑かけてないって思うかもしれませんがイライラしやすかったり体臭の原因だったりもするので意外と迷惑はかけている可能性があるんです。
また砂糖はドーパミンの分泌を促すことで中毒になりやすい状態を作ります。
たくさんケーキやジュースを飲食した後満足感があるのはドーパミンの作用なんですね。
イライラが改善される
イライラしてると「カルシウム足りてないんじゃない?」って言われたりしますよね。
実は砂糖の摂りすぎでカルシウム不足が起きるんですよ。
砂糖は酸性の食べ物ですが人間の身体は弱アルカリ性です。
なので砂糖と摂った後そのままにしているとどんどん酸性に傾いてしまうので、中和して弱アルカリ性に戻していかないといけないんですね。
この中和するときにビタミンやミネラルが使われてしまうわけですが、砂糖にはほぼ含まれていないので体内にあるものを使わないといけません。
そこで体内のカルシウムを含めたミネラルがどんどん使われていくので砂糖を摂ればとるほどイライラしやすい状態になってしまうので、砂糖を断つことで必要以上にビタミン、ミネラルを消費することを防いでイライラ解消にもなります。
イライラが続いている人はまず1本ジュースや缶コーヒーを減らしてみましょう。
最近は全体的な栄養不足でビタミン、ミネラルも不足しがちなのが更に足りなくなってしまうので気を付けたいですね。
肌が綺麗になる
理由はさっきと同じ部分がありますが砂糖を摂ることで大量のビタミン、ミネラルが消費されてしまいます。
また体が酸性に傾くということは老化していくということです。
過剰な糖質はAGEsという老化物質になり、肌や髪など全身に悪影響を与えてしまう糖化の原因にもなってしまうので気を付けましょう。
肌の材料はたんぱく質ですがたんぱく質だけでは肌を作れないので砂糖を断って無駄な栄養の消費を抑えましょう。
栄養不足を改善できるかも
砂糖を摂ることでビタミン、ミネラルを消費してしまうということを話しましたが、他にも栄養不足になることがあるんです。
間食として砂糖入りのジュースやお菓子を食べるとどうしても本来の食事で量が食べられなくなります。
普段の食事でもかなり栄養バランスを考えないと糖質が多くカロリーは足りてるけど栄養は全然足りていない食事になりがちなのが更に不足しやすくなるんですね。
毎日3食食べているとしてしっかり栄養摂って量も食べればその時点で間食なんて必要ないんです。
途中でお腹空いたーってなるということは栄養不足かカロリー不足なのでまずはしっかりと食事しましょう!
老化を抑えることができる
毎日砂糖入りのジュースを1本3週間飲むと体内の炎症レベルが87%上がったという研究があるそうです。
炎症レベルと言うのは老化が進みやすい状態を表しています。
体が炎症を起こしていれば炎症を抑えるために必要以上に頑張らないといけなくなってどんどん老化しやすくなっていくんですね。
1日1本のジュースでもかなり影響があるんですからこれが2本だったり更にお菓子も食べてたりしたら、そりゃニキビとか肌荒れもするよなって状況です。
空腹感が改善される
砂糖断ちで意外と大きな部分が空腹感の改善です。
断ち始めて最初の数日は砂糖が入ってくるの前提なのでものすごく空腹感がきます。
ですがこれに耐えれば以前に比べて全然お腹すかなくなってくるんですね。
普段お腹空いたから間食してたのにそれが必要なくなるんですよ。
「腹減るのはこいつ(砂糖)のせいか!」って思うようになります。
睡眠の質が高まる
糖質制限を始めると睡眠の質が高まることで睡眠時間がかなり減ることがあります。
寝る時は血糖値が安定している方が睡眠の質は良くなるんですが砂糖を普段からたくさん摂っていると血糖値が高いまま睡眠に入ることがあります。
昼食後が眠いのと同じでこの状態だとサッと眠りには入れると思いますが寝てる間に低血糖状態になってしまって、効率よく睡眠がとれないんですね。
血糖値が下がりすぎないようにするために交感神経が優位になりアドレナリンやコルチゾールが分泌されてしまうんですよ。
コルチゾールは起床の時間帯にたくさん分泌されていて眠気を取り払う作用があるので寝ている時に分泌されると睡眠が浅くなってしまいます。
なかなか寝付けないという人はちょうど布団に入るタイミングで血糖値が下がっているのかもしれませんね。
砂糖を摂らないようにすると血糖値が安定するので寝る時に血糖値が下がってて寝付けないということも減ります。
実際に砂糖をやめようと思っても、私たちの周りには甘いものだらけ。砂糖を完全に断とうとするのはなかなか難しいものです。
そのような中でもできるだけ砂糖を摂らないようにするにはどうすればいいか、その方法をご紹介します。
砂糖または砂糖の入ったものを食べない
砂糖断ちは、砂糖を摂ることをやめることです。ですから、料理にも砂糖を使いませんし、砂糖が使われている加工食品も食べないように気をつけます。
ただし、控えるのは砂糖であって糖質すべてを制限する必要はありません。
炭水化物や果物などはOKとします。
砂糖断ち中に控えるもの
白砂糖そのものはもちろんいけません。
例えば下記のような食品です。
砂糖が入ったお菓子類
(飴、ケーキ、クッキーなど)
菓子パン
清涼飲料水
スポーツドリンク
アイスクリーム
ジャム
パンやごはんは砂糖が入っていなければOK
ご飯やパンなど炭水化物のみであればよしとしますが、砂糖がまぶしてあるパンや調味料に砂糖が使われている炊き込み御飯などは控えます。
パンはフランスパンなどの固いパン、食パンなどの味がついていないものを選んで下さい。
糖と名のつくものは基本的にダメ
砂糖断ちには比較的ゆるめの「白砂糖断ち」と糖類を一切摂らない「砂糖断ち」があります。
前者の白砂糖には、グラニュー糖、三温糖も含まれます。三温糖は白砂糖の残りを煮詰めたものなので、これもいけません。
後者の場合は、下記のような「糖」と名のつくもので、一切ダメとしています。
メープルシロップ
黒砂糖
てん菜糖
きび砂糖
ブラウンシュガー
オリゴ糖
ただし、オリゴ糖は腸の善玉菌のえさとなる成分で、はちみつなどにも含まれていますから砂糖ほど害はないとされています。
しかし、いきなりこれらの糖分を摂らない、というのも難しいのと、ストレスになることを考えると、まずは「白砂糖断ち」から始めて、砂糖を減らすことに慣れてきたらそれ以外の糖分も減らしていく、とするとよいでしょう。
外食にも注意する
外で食事をとる時に、明らかに砂糖が使われていそうな下記のようなメニューはなるべく控えましょう。
甘酢あん
いなり寿司
魚の煮付け
煮物類は、ちょっと高級なお店に行けば、みりんが使われている場合もありますが、たいていは砂糖が入っていますから、食べ過ぎには注意です。
原材料を確認して買う
お菓子類は砂糖が入っているな、とわかりやすいですが、その他の食品は普段意識していないと砂糖が入っているかどうか、あまり気にせず食べていると思います。
例えば
ケチャップ
ソース
ドレッシング
カップスープ
のようなものには砂糖は使われています。
買い物する時は原材料を確認して買う習慣をつけると良いでしょう。
出典動画:オホホch
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