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いつまでも若く美しくありたい!
 
 
アンチエイジングという言葉はよく耳にしますが、この言葉の意味は2つの考え方があるそうです。
 
 
1つは、寿命を延ばすこと。そして、もう一つは年をとっても若さを保つということです。
 
 
いつまでも、若く美しくありたいと願うのは、特に女性にとっては永遠のテーマですよね。
 
 
ということで今回は、最強の老化防止、アンチエイジングについて、ご紹介させていただきます。
 
 
 
  

 
老化のメカニズムを知る
 
 
老化と戦うには、まず『老化の正体』を正確に知っておくことが大切です。老化のメカニズムは主要なものとして次の5つがあります。
 
 
@テロメア=細胞の寿命を伸ばす
 
Aホルモンレベルの低下を防ぐ
 
B炎症によるダメージを防ぐ
 
C酸化を防ぐ
 
D糖化を防ぐ

 
これら5つの老化要因を対策することが、アンチエイジング=抗老化ということになるんです。
 
 
老化はたった1つの原因で起こるわけではなく、様々な要因が絡み合っています。ですので、「これさえやればOK!」ということには残念ながら絶対になりません。
 
 
極端な話、何万円もする美容液を買ったりスキンケアには、お金と時間をかける一方で食生活や栄養面は何も考えてないとしたら、絶対に老化防止にはならないということです。
 
 
外面内面含めて全面的に対処することが大事なのです。
 
 
 
脳を最大限に使う
 
 
アメリカで興味深い実験が行われたそうなんですが、60代の男女を集めて二十歳前後の『青春時代』と同じような街を再現し、その街で数週間暮らしてみるという実験です。
 
 
環境の変化がどのように人に影響するのかを調べるための実験だったのですが、なんと、心理的な影響だけでなく外面的にも大きな変化が起こったそうです。
 
 
肌の状態(ハリツヤなど)が10歳以上若返ったそうです!これは、心を若く保つことが体を若く保つことに直結するということが証明されたということですね。
 
 
脳は使わなければ老化しますが、使えば使うほど若さを維持することができます。また筋肉と違って「脳は疲れない」と言われています。
 
 
勉強で脳が疲れたと感じる時は、脳そのものではなく眼が疲れていることがほとんどだそうです。
 
 
芸術家や音楽家に長生きな人が多いのも、ずっと脳をバランス良く使い続けているからだと言われています。
 
 
内面の若さを保つことは本当にアンチエイジングに大切なんですね!
 
 
 
抗糖化食(低温調理)
 
 
同じ食材でも高温で調理するほど老化リスクは高くなります。外食やファーストフードが体に悪いのは、油の問題もあるのですが何よりも高温調理であることがより大きな問題なんです。
 
 
高温調理の最大の問題は糖化最終産物(AGEs)が大量に発生してしまうことです。最近では抗酸化と並んで抗糖化が大事だと言われています。酸化が「錆び」だとすると糖化は「キャラメル化」です。
 
 
高温調理された食事には大量の糖化最終産物AGEsが含まれ、そのうち10%ほどは体内に蓄積されてしまうのです。
 
 
例えば同じ鶏肉でも水炊きと焼き鳥と比べると、焼き鳥が5倍の5000ユニットになり、唐揚げだと10倍の10000ユニットのAGEsが含まれることになります。
 
 
どういうことかというと、同じ鶏肉でも、水炊きよりも焼き鳥は5倍老化しやすく、唐揚げは10倍老化しやすいということになります。
 
 
唐揚げは油の問題もあるので最悪です。老化防止のためには、調理方法はできるだけ煮るかスチーム調理にしましょう。
 
 
 
体内時計
 
 
なぜ体内時計が重要かというと、最も大きな要因は睡眠時のホルモン分泌を正常化させることにあります。
 
 
睡眠時に分泌されるホルモンの1つに「メラトニン」というものがあります。メラトニンは強力な抗酸化作用を持ちます。さらに他の抗酸化成分とは違い体のすべての器官に対して効果を発揮すると言われています。
 
 
また、もう一つの成長ホルモンは文字通り成長の源泉ですが、身長を伸ばすだけでなく疲れを取り体の修復を助ける効果があります。年をとると疲れが抜けにくくなるのは成長ホルモンの減少が一因です。
 
 
体内時計を正常にするということは、日中にセロトニンを分泌することです。朝起きたら朝日を浴びたり部屋を明るくすること、ウォーキングなどのリズム性運動を行うことでセロトニンを増やすことができます。
 
 
 
高ORAC食品(抗酸化食品)
 
 
ORACとは抗酸化指数で体内で発生した活性さんそなどフリーラジカルを除去する効果を示しています。つまりORACの高い食品を日常的に摂取すること、体内の酸化ダメージを減らすことができるのです。
 
 
【代表的な高ORAC食品】
 
プルーン(ORAC:5,770)
 
レーズン(ORAC:2,830)
 
ブルーベリー(ORAC:2,400)
 
イチゴ(ORAC:1,540)
 
ケール(ORAC:1,770)
 
ほうれん草(ORAC:1,260)
 
芽キャベツ(ORAC:980)
 
ブロッコリー(ORAC:890)
 

 
大まかな分類としては、最も抗酸化効果が高いのがベリー系、次にフルーツ一般、次に緑黄色野菜、という感じです。
 
 
抗酸化作用というのは、貯金できるものではないので毎日の酸化ストレスに対処するためには、高ORAC食品を毎日摂取することが大切なのです。
 
 
 
カロリー制限
 
 
現時点で最も確実に老化を防ぐ効果があると言われるのが、カロリーリストリクションといってカロリー制限なんだそうです。
 
 
カロリーリストリクションの長寿効果を示す研究は非常にたくさんありますが、動物実験(猿)では同じ年齢の動物のうち、カロリーリストリクションを行った動物は老化を原因とする死亡率が普通の動物と比べてわずか36%だったという結果が出ています。
 
 
つまり老化による死亡が遅くなるということですね。これは決してダイエット目的ではないということです。短期的な食事制限ではなく人生を通じて小食を心がけることが大事ということです。
 
 
老けたくなければ食べ過ぎるなということですね。
 
 
 
出典・画像:chビビットさん
 
 
 
 
 
いかがでしたか。
 
 
いつまでも若くいるために、とても参考になる内容だったのではないでしょうか。
 
 
現代の食生活では、正しい栄養素をまんべんなく摂取することは難しいですが、サプリを利用しても良さそうですね。
 
 
そしてストレスをためないということも老化を防ぐことになるので、外面内面含めて全面的に対処して、老化を防いでいきましょう。